【札幌まつり2025】神社好きが注目すべき北海道神宮例祭の神輿と奉納行事

「札幌まつり」として知られる北海道神宮例祭は、屋台や中島公園の賑わいが注目されがちですが、本記事では、令和七年の北海道神宮例祭における奉納行事や神輿渡御の詳細を、神社好きの視点から徹底解説します。

例祭のスケジュールや見どころを把握し、神社の伝統行事を深く理解することで、より充実した参拝体験が得られるでしょう。

北海道神宮例祭の概要と歴史

２024年昨年の神輿渡御の様子

北海道神宮例祭（札幌まつり）は、毎年6月14日から16日にかけて執り行われる、北海道神宮の最も重要な祭祀です。

この祭りは、明治時代の北海道開拓と深く結びついており、地域の歴史と伝統を感じることができる貴重な機会です。

祭りの起源と歴史

北海道神宮は、明治2年（1869年）に明治天皇の詔により創建されました。

当初は「札幌神社」と称され、開拓三神（大国魂神、大那牟遅神、少彦名神）を祀っていました。

昭和39年（1964年）には、明治天皇も合祀され、現在の「北海道神宮」と改称されました。

例祭は、明治5年（1872年）に6月15日と定められ、明治11年（1878年）からは神輿渡御が始まり、現在の札幌まつりの形が整いました。

この神輿渡御は、平安時代の装束を身にまとった約1,300人の市民が参加し、山車9基、神輿4基。

9基の山車が市内を練り歩く壮大な行列です。

例祭期間中には、神社の境内で奉納行事が行われ、屋台が軒を連ねるなど、多彩な催しが開催されます。

神社巡りが趣味の方にとっての魅力

神社巡りが趣味とされる方々にとって、北海道神宮例祭は特別な魅力を持っています。

祭り期間中は、通常の参拝では味わえない特別な雰囲気が神社全体を包み込みます。

特に、神輿渡御や奉納行事など、伝統的な神事を間近で体験できることは、神社の歴史や文化を深く理解する絶好の機会です。

さらに、北海道神宮の境内には、開拓神社や頓宮などの摂社・末社もあり、それぞれに独自の歴史と祭神が祀られています。

これらの神社も併せて巡ることで、より深い神社の世界に触れることができるでしょう。

また、普段では見られないほどたくさんの屋台があり色々な美味しい物を味わえるのも魅力の一つです。

是非、札幌ならではの美味しい物を探してみて下さい。

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このように、北海道神宮例祭は、神社巡りをされる方にとって、歴史と伝統を肌で感じることができる貴重な祭りです。

次のセクションでは、祭りの詳細なスケジュールや見どころについてご紹介いたします。

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２024年昨年の神輿渡御の様子

2025年 北海道神宮例祭の開催概要

北海道神宮の例祭は、毎年6月14日から16日にかけて執り行われる由緒ある神事で、札幌市民からは「札幌まつり」として親しまれています。

令和七年（2025年）も、伝統を重んじながら3日間にわたって盛大に開催される予定です。

開催日程

📅 2025年6月14日（土）～16日（月）

この期間中は、北海道神宮境内や頓宮、中島公園など、札幌市内各所が祭の舞台となり、多くの市民や観光客で賑わいます。

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主な行事スケジュール予定

日付	主な行事内容
6月14日（土）	・宵宮祭（よいみやさい）18時から本殿 ・奉納行事（神楽・舞楽・書道・献茶など） 10～21時
6月15日（日）	・例祭（れいさい）10時から本殿 ・奉納行事　10～20時
6月16日（月）	神輿渡御（みこしとぎょ）9：30～16：50 神輿4基と山車9基が札幌市内を練り歩く壮麗な行列

2025年北海道神宮例祭　奉納行事予定

5月14日(土）

行事名	時刻	奉納団体	場所
野点	10～16	表千家同門会札幌支部	西回廊控殿前
古典ﾌﾗﾀﾞﾝｽ･ｶﾋｺ	11～12	ｸﾊｲﾊｰﾗｳ･ｵ･ｶﾚｲｲﾘﾏｵ ｶﾗﾆ･ﾊﾟ・ｵﾗﾊﾟ･ｶﾋｺ	土俵舞台
ひよっとこ踊り	11:40～12:10	北海道伝承芸能ひよっとこ 踊り保存会さとほろ流・ ひよっとこ踊り	神前舞台
櫻川流江戸芸かっぽれ	12:20～12:50	櫻川流千代助社中	神前舞台
チンドン屋	13～13：30	創成ハーブ楽団	土俵舞台
吟詠	１3～14：30	北海道神宮奉賛 吟詠講	神前舞台
朗読「川端康成の掌の小説」	14～14：30	朗読ユニット ふたりしずか	土俵舞台
日本舞踊	15~15:30	日本舞踊あきの会	土俵舞台
三条神楽	15～16	北海道神宮舞楽会	神前舞台
和太鼓演奏	16～16：30	和太鼓タヲ北海道	土俵舞台
尺八合奏	16:10～16:40	都山流札幌幹部会	神前舞台
浦安の舞	16:40～16:55	立正佼成会札幌教会 北都乙女座	神門内向拝下
北海連獅子ほか	17～17：40	新芸能集団「乱拍子」	土俵舞台
ヨサコイソーラン	19:10～9:25	平岸天神ソーラン踊り 保存会	神門下
太鼓演奏	19:25～20:25	新川皇大神社北響太鼓	神前舞台
ジャズライブ	19：30～20	札幌ｼﾞｭﾆｱｼﾞｬｽﾞｽｸｰﾙ C-ubSJF	土俵舞台
ﾋﾞｯｸﾊﾞﾝﾄﾞｼﾞｬｽﾞｺﾝｻｰﾄ	20～21	ｸﾞﾙｰｳﾞｨﾝ･ﾊｰﾄﾞ･ ｼﾞｬｽﾞ・ｵｰｹｽﾄﾗ	土俵舞台

15日（日）

行事名	時刻	奉納団体	場所
野点	10～15	茶道裏千家淡交会札幌第一支部	西回廊控殿前
古式大的式	11～12	札幌弓道連盟	弓場
ヒーロー和芸ショー	11：30～12：30	道産子ヒーロー「舞神 ソーランドラゴン」	土俵舞台
能楽	12～13：30	札幌能楽会	神前舞台
空手演武	13～14	NPO法人日本空手道振興会　 強健流空手道	土俵舞台
古武道演武	13：40～15：20	北海道古武道協会	神前舞台
ハープ演奏	14：30～15	ﾗﾏﾝﾌﾞﾙｰﾊｰﾌﾟｱﾝｻﾝﾌﾞﾙ	土俵舞台
三条神楽	15：30～16：30	北海道神宮舞楽会	神前舞台
相撲甚句	15：30～16	札幌相撲甚句会	土俵舞台
神宮の森コンサート	17～17：30	宮の森小学校 スクールバンド	土俵舞台
雅楽	17～18	北海道神宮職員他	神前舞台
福井ばやし	18～18：30	札幌福井ばやし保存会	神門内向拝下
ﾌｫｰｸうたごえまつり	18～20	三角山放送局	土俵舞台
人形浄瑠璃	18：30～19	さっぽろ人形浄瑠璃あしり座	神前舞台
チェンバロコンサート	19：15～20	明楽みゆき	神前舞台

奉納行事予定は、予告なしに中止もしくは変更になる場合がございますが、ご了承下さい。

終日混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。

奉納行事会場図

2025年 神輿渡御の見どころとルート

２024年昨年の神輿渡御の様子

北海道神宮例祭の最終日である6月16日（月）には、例年最大の見どころのひとつである**神輿渡御（みこしとぎょ）**が行われます。

神聖な空気と札幌市内の活気が交錯する、まさに祭りのクライマックスです。

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神輿渡御とは？

神輿渡御とは、神様を乗せた神輿（みこし）を氏子地域に巡行させ、地域の安寧と繁栄を祈願する伝統行事です。

北海道神宮の例祭では、**4基の神輿と9基の山車（だし）**が市内を練り歩き、沿道には大勢の見物客が集まります。

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見どころポイント

• 📍 和装に身を包んだ担ぎ手たちによる掛け声と躍動感
• 📍 神事としての厳かさと祭りの高揚感が同居する空気感
• 📍 沿道からの間近な観覧が可能（特に市中心部の交差点周辺）
• 📍 中島公園や頓宮前での写真映えするシーン

📍 令和七年 北海道神宮例祭 神輿渡御ルート（予定）

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🔷 午前の巡行

• 出発：北海道神宮第一鳥居（9:30）
• 通過：9：45札幌龍谷学園付近 → 10：35北大植物園 → 道庁 → 10：45日本生命札幌→11：5三越
• 到着：頓宮（11:20）
• 距離：約5km
  
  

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🔶 午後の巡行

• 出発：頓宮（13:00）
• 通過：狸小路 → 13：20資生館小学校 → 13：50中島公園→すすきの→14：10着三越
• 14：20駐輦祭
• 15：20御発輦→到着：北海道神宮16：50
• 距離：約7.5km

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🟨 メモ

• 合計距離：約12.5km
• 行列：約1,300人、神輿4基・山車9基
• 例年変更の可能性あり（公式情報で要確認）

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動画で見る！2024年 神輿渡御

2025年とルートは違います

「迫力ある掛け声や、伝統装束の姿にご注目ください」

御朱印情報

実際に拝受した北海道神宮の御朱印はこちらです。

例祭期間中の特別御朱印の有無／授与時間と場所

北海道神宮の例祭期間中（6月14日〜16日）、特別御朱印の頒布は公式には行われていません。

通常と同じ御朱印がいただけますが、混雑が予想されるため、時間に余裕を持って参拝されるのがおすすめです。

御朱印は、北海道神宮境内の授与所（神門を入って右手）にて授与されます。

例年、午前9時〜午後5時頃まで対応していることが多いですが、行事により変更となる場合もあります。

そのため、当日は現地で掲示される案内板の確認や、社務所の職員の方へのお声がけを忘れずに。

なお、御朱印帳への直書き対応は状況により異なるため、書き置きでの頒布のみとなる可能性もあります。

最新情報は、北海道神宮の公式X（旧Twitter）やインスタグラムやフェイスブックで事前にチェックしておくと安心です。

アクセス情報

北海道神宮は札幌市の中心部からアクセスしやすい立地にあり、公共交通機関の利用がとても便利です。

例祭期間中は周辺道路の混雑が予想されるため、地下鉄やバスでのアクセスがおすすめです。

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【公共交通機関でのアクセス】

• 🚇 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約15分
  改札を出て3番出口から円山公園を抜けて歩くと、自然に包まれた参道が続き、神宮に到着します。
  ※例祭当日は、参道に露店も並ぶため散策も楽しめます。
• 🚌 JR北海道バス「北海道神宮前」下車すぐ
  JR札幌駅や大通駅から発着しており、アクセスもスムーズです。

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【駐車場情報と混雑状況】

駐車場名	住所（札幌市中央区）	入出可能時間	普通車値段
北海道神宮北一条 本殿迄3分	北海道神宮内	24時間	1時間まで無料 1時間超後 1時間500円
北海道神宮南一条 本殿迄5分	北海道神宮内	24時間	1時間まで無料 1時間超後 1時間500円
円山公園第1	円山動物園宮ヶ丘	9～17：30	700円
円山公園第2	宮ヶ丘	6～17：30	700円
三井のリパーク	宮ケ丘１丁目２−４２８－１０７他	24時間	60分500円

ただし、例祭期間中（特に神輿渡御が行われる14日）は朝から満車になる可能性が高く、周辺道路の交通規制も実施されるため、車でのアクセスはあまりおすすめできません。

どうしても車で訪れる場合は、近隣のコインパーキングを事前に調べておくと安心です。
ただし、駐車場確保のために早朝の到着が必須となる可能性があります。

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公共交通を利用することで、札幌の初夏の空気や公園内の緑を楽しみながら参拝できますので、時間に余裕を持ったアクセス計画を立てておくのがおすすめです。

まとめ

北海道神宮例祭の魅力の再確認と、神社巡りや御朱印好きの方へのおすすめポイント

「札幌まつり」として親しまれる北海道神宮例祭は、神社の本来の祭祀と、地域に根ざした市民参加型のお祭りが融合した、まさに“神社文化の真髄”が感じられる行事です。

14日の神輿渡御では、4基の神輿と9基の山車が札幌の街を厳かに練り歩き、神様を街中にお迎えする荘厳な空気に心を打たれる方も多いでしょう。

中島公園の屋台や奉納行事も例祭ならではの楽しみ方の一つですが、神社巡りや御朱印集めを趣味とする方にとっては、やはり「本殿での正式な御参拝」や「例祭中の空気感」こそが、この行事の最大の魅力といえます。

また、普段は見られない装束姿の神職や巫女、伝統芸能の奉納なども、神社行事好きにはたまらない見どころのひとつ。

神社の歴史と地域の暮らしが息づくこの例祭は、「神社をもっと深く知りたい」と思っている方にとって最高の学びの場にもなります。

次回の旅先を検討している神社好きには、ぜひ北海道神宮例祭の時期に合わせて御参拝に上がることをおすすめします。

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