・SAH認定スキー指導員になるにはどうすればよいですか?
・どんな試験があるの?
・検定は、どこであるの?
この記事では、SAH認定スキー指導員の資格取得に関する重要な情報を徹底的に解説します。 具体的には、資格の種類(認定指導員AとB)、受験資格、試験の流れ、有効期間、そして合格後の活動範囲について詳しく知ることができます。
この記事を読むことで、資格取得を目指す際の流れや、適切な資格選びに役立つ情報また、受験資格の詳細や必要な講習会、試験の頻度もわかるため、スムーズな準備が可能です。
目次
2025年度からSAH 認定指導員が新たな制度に変わりました。
近年、加盟団体や公認スキー学校からシーズン始めジュニア等の教室の指導者不足とのことから、従来の認定指導員(スキー・スノーボード)より少し緩和した中での認定指導員制度を望む声が多くあり、この度、認定指導員の制度を「認定指導員A」と「認定指導員B」として、次のとおり新たに今シーズン(2025年度)からスタートいたします。
■認定指導員Aは、従来の認定指導員制度同様の道連が主催する検定会に受検し合格した者は、道連より認定されると北海道内での指導活動ができるものです。
なお、2 年に 1 回は SAJ 指導者研修会を受講することが義務付けされております。
■認定指導員Bは、加盟団体や公認スキー学校が主管する講習検定会に受検し合格した者は、道連より認定されると受検先の加盟団体・ 公認スキー学校内での指導活動ができるものです。
また、単年度資格ですので、資格を継続する場合は毎年それぞれの活動予定している加盟団体、公認スキー学校主管の講習検定会に受検する必要があります。
参照:北海道スキー連盟教育本部
認定指導員A | 認定指導員B | |
---|---|---|
活動範囲 | 北海道(但し所属地区連内) | 合格した加盟団体、公認スキー学校 |
資格の有効期限 | 2年(有効年度内に研修会への参加が必要) | 合格年度のみ(7月末まで) |
検定会 | 年1回 | 年2回 |
実施団体 | 北海道スキー連盟 | 加盟団体・公認スキー学校 |
認定指導員A | 認定指導員B | |
---|---|---|
年齢 | 受験年度の4月1日時点18歳以上 | 受験年度の4月1日時点18歳以上 |
スキー技術レベル | 受験年度の申込み締切日までに級別テスト2級以上の資格を有する | 加盟団体・公認スキー学校が定める基準に適合 |
地域 | 北海道内 | 受験した加盟団体・公認スキー学校 |
その他 | 加盟団体に所属し受検年度のSAJ登録会員登録が完了・加盟団体及び公認スキー学校主催の養成講習会(理論4時間、実技8時間)を受講 | 加盟団体・公認スキー学校が定める基準に適合 |
(定義)
第1条 本規程の指導員とは、本連盟認定スキー指導員A、認定スノーボード指導員A(以下、「認定指導員A」という)、認定スキー指導員B、認定スノーボード指導員B(以下、「認定指導員B」という)をいう。
(任務)
第2条 認定指導員Aは、地域のリーダーとしての自覚と誇りをもって、スキー及びスノーボードの普及に努めなければならない。認定指導員Bは所属加盟団体や公認スキー学校で、指導員としての自覚と誇りをもって、スキー及びスノーボードの普及に努めなければならない。
(資格)
第3条 指導員は、認定指導員検定会規程に定めた検定会で合格した者が、別に定めた手続きを行うことによって資格が付与される。
(活動の範囲)
第4条 認定指導員Aは、北海道地域指導員としての資格を持ち、北海道内で指導活動できる。
認定指導員Bは、検定会で合格した加盟団体及び公認スキー学校で指導活動ができ、指導対象は初心・初級者とする。
(有効期限)
第5条 認定指導員Aの有効期限は、合格年度及び更新年度から2年間とする。
認定指導員Bは、単年度資格とし合格年度のみとする。
(義務)
第6条 認定指導員Aは、次の各号に掲げる義務を負うものとする。
(1)任務を遂行するため、資格有効期限内に、所定の指導者研修を最低2年に1回受講し、修了しなければならない。
(2)所属加盟団体の事業には優先的に参加しなければならない。
2 認定指導員Bは、所属加盟団体・公認スキー学校の事業には優先的に参加しなければならない。
(資格の停止)
第7条 認定指導員Aで、所定の研修会に2年続けて欠席したときは、その資格を停止するものとする。
資格停止中の者は、指導活動を行うことができない。
(資格の解除)
第8条 認定指導員Aの資格の停止解除は、研修会修了をもって資格の停止を解除できる。
(資格の喪失)
第9条 指導員で次の各号の一に該当する者は、理事会の決定によって、指導員の資格を喪失するものとする。
(1)指導員として体面を汚すような行為があったとき。
(2)SAJ会員登録料ならびに資格者年次登録料を納入しないとき。
(3)準指導員の資格を取得した者は、自動的に資格を喪失する。
2 指導員の資格を返上したいときは、その理由を付し、加盟団体長を経て本連盟会長にその旨届出て、教育本部理事会の承認を受けなければならない。
3 認定指導員Bは,合格年度の7月末をもって自動的に資格を喪失する。
(資格の再認定)
第10条 認定指導員Aで期日までに登録手続きを行わず資格を喪失した者は、その理由を付し,加盟団体長を経て再認定を申請することができる。
2 資格再認定申請期限は、9月1日から10月末日までとする。
3 資格再認定申請料は、1名につき5,000円とする。
4 教育本部理事会において認定する。
5 再認定された資格は、認定された時点から有効になる。
(登録料の納入)
第11条 指導員は、全日本スキー連盟会員登録料の他に別に定める年次登録料を本連盟に納入しなければならない。
(規程の改廃)
第12条 この規程の改廃は教育本部理事会の決議による。
附 則 平成17年12月 1日 制定
附 則 平成24年 8月 1日 改正
附 則 平成28年 9月25日 改正
附 則 平成29年 9月23日 改正
附 則 平成30年 7月16日 改正
附 則 令和 3年 7月24日 改正
附 則 令和 6年 9月 6日 改正
参照 北海道スキー連盟
この認定指導員規定も変更になっていますので、理論試験に出やすいのでしっかり覚えておきましょう。
(目的)
第1条 この規程は、本連盟認定スキー及びスノーボード指導員A・B検定会(以下「検定会」という。)に関する必要な事項を定める。
Ⅰ 認定指導員A検定会
(主催)
第2条 検定会は、本連盟の主催・主管で行う。
(周知)
第3条 検定会開催要項は、毎年、本連盟公式ホームページ等により周知する。
(責任者・検定員)
第4条 検定会の責任者、主任検定員及び検定員は以下のとおりとする。
(1)責任者は、本連盟の理事又は本連盟の教育本部理事会が認めた者
(2)主任検定員は、B級検定員以上の資格が有効な本連盟の常任技術員の中から選任し、本連盟教育本部長が委嘱した者
(3)検定員は、B級検定員以上の資格が有効な本連盟の常任技術員・技術員の中から選任し、本連盟教育本部長が委嘱した者
(4)検定員は、3名以上で構成する。
(5)検定員の人数は、受検者数に応じて定める。
(会期)
第5条 検定会の会期は、1日間を原則とし、天候状況等の特別な事情を考慮し、1日予備日を設けることができる。
(会場)
第6条 検定会の会場は教育本部理事会が決定し、加盟団体ならびに公認スキー学校に通知する。
(検定基準・実施要領)
第7条 検定会は、実技検定及び理論検定を実施し、検定基準及び実施要領は別に定める。
(受検資格)
第8条 受検者は、加盟団体に所属し受検年度のSAJ会員登録を完了した者で、次に掲げる各号に該当しなければならない。
ただし、受検年度は本連盟年度とする。
(1)受検年度の4月1日現在で、18歳以上の者
(2)受検年度の申込み締切日までに級別テスト2級以上の資格を有する者
(3)加盟団体及び公認スキー学校が主催する養成講習会を修了し、加盟団体長が認めた者。ただし、当該年度スキー準指導員検定を受検した者については、その限りではない。また、スノーボードは、「SAH認定スノーボード指導員養成講習会」を修了した者についても、同様とする。
(受検手続)
第9条 受検希望者は、所定の受検願書(別記様式)1通に記載事項を記入し、次のものを添えて期日までに加盟団体に申し込むこと。
(1)電子会員証(シクミネット画面)の写し
(2)1級合格証又は2級合格証の写し
(3)受検料
2 加盟団体は、前項の受検願書等を審査の上、適格者の受検書類を取りまとめ、受検料と共に所定の期日までに、本連盟会長に送付するものとする。
3 受検願書提出後は、理由の如何を問わず、受検料の返却はしないものとする。
(合格の手続)
第10条 合格者は、登録料・公認料・検定料・参加料一覧に定める道連認定指導員公認料及び年次登録料等を合格時に納入し、次年度からの年次登録料は、他の登録料と同時に納入しなければならない。
(報告)
第11条 主任検定員は、検定結果を検定責任者を経て、本連盟会長に報告しなければならない。
Ⅱ 認定指導員B検定会
(主催)
第12条 検定会は、本連盟が主催し、加盟団体及び公認スキー学校の主管で行う。
2 開催を希望する加盟団体及び公認スキー学校は、検定会の1週間前までに開催届を本連盟会長に提出して承認を得る。
(周知)
第13条 検定会を主管する加盟団体及び公認スキー学校は、開催要項を主管加盟団体及び公認スキー学校のホームページ等で周知する。
(責任者・検定員)
第14条 検定会の責任者、主任検定員及び検定員は以下のとおりとする。
(1)責任者は、加盟団体長及び公認スキー学校長、又は加盟団体長及び公認スキー学校長が認めた者
(2)主任検定員は以下に挙げる者
ア 加盟団体においては,加盟団体長が認めたB級検定員以上の者
イ 公認スキー学校においては、主任教師、又は、公認スキー学校長が認めた者
(3)検定員は、B級検定員以上の資格が有効な指導者の中から選任し、加盟団体長及び公認スキー学校長が認めた者
(4)検定員は、1名以上で構成する。
(5)検定員の人数は、受検者数に応じて定める。
(会期)
第15条 検定会の会期は1日間を原則とし、年2回までの実施とする。
(検定基準・実施要領)
第16条 検定会は、講習内検定とし、検定基準及び実施要領は別に定める。
(受検資格)
第17条 受検者は、加盟団体または公認スキー学校に所属し受検年度のSAJ会員登録を完了した者で、次に掲げる各号に該当しなければならない。ただし、受検年度は本連盟年度とする。
(1)受検年度の4月1日現在で、18歳以上の者
(2)受検年度の申込み締切日までに級別テスト2級以上の資格を有する者
(受検手続)
第18条 受検希望者は、次のものを添えて期日までに加盟団体及び公認スキー学校に申し込むこと。
(1)電子会員証(シクミネット画面)の写し
(2)1級合格証又は2級合格証の写し
(3)受検料
(合格の手続)
第19条 合格者は、速やかに公認料を所属加盟団体・公認スキー学校を通じ本連盟に納付する。
(開催費用)
第20条 検定会開催にともなう費用については、以下の通りとする。
(1)検定会に係わる経費については、加盟団体及び公認スキー学校が負うものとする。
(2)検定会参加費は、各加盟団体及び公認スキー学校に委ねるものとする。
(報告)
第21条 検定会を実施した主管団体及び公認スキー学校は、検定会終了後1週間以内に、合格者名簿及び必要事項を規定の報告書にて公認料を添え、本連盟に提出しなければならない。
(特別推薦による合格)
第22条 本連盟以外の団体のスキー及びスノーボード資格取得者が全日本スキー連盟会員登録完了後、受検先の加盟団体及び公認スキー学校へ特別推薦書を提出し、所定の手続き後、スキー及びスノーボード認定指導員Bの資格を取得することができる。ただし、SIA(日本プロスキー教師協会)のアルペンスキー及びスノーボード教師ステージⅡ・Ⅲ・Ⅳ、ISIAカード(国際資格)、JSBA(日本スノーボード協会)C級以上として活動中の者とする。なお、特別推薦書の提出期限は検定会前日までとし、既存資格のライセンス証(写し)を添付し提出する。
(規程の改廃)
第23条 この規程の改廃は、教育本部理事会の決議による。
附 則 平成20年11月29日 制定
附 則 平成24年 8月 1日 改定
附 則 平成28年 9月25日 改正
附 則 平成29年 9月23日 改正
附 則 平成30年 7月16日 改正
附 則 令和 元年 8月24日 改正
附 則 令和 6年 9月 6日 改正
参照 北海道スキー連盟
この認定指導員検定会規程 も2025年度から変更になっていますので、理論試験に出やすいのでしっかり覚えておきましょう。
毎年10月に行われる説明会に参加しましょう。
各地区スキー連盟(札幌は、札幌スキー連盟の教育本部にUPされます。
札連以外の方は、各所属地域連盟→教育本部 に掲載されます。
1か月ぐらい前にならないとUPされないので、毎年9月から気を付けてチェックしましょう。
① | 2024年10月10日(木) | オンライン zoom 定員 95名 |
時間 | 開始 19:00 | |||||
zoom参加には、事前登録が必要です | ||||||
下記アドレスより、ご登録をお願いいたします | ||||||
このミーティングに事前登録する https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcsdeivpzwiGdZ585J8k_Vpdw3d6hPI0vav | ||||||
登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます | ||||||
② | 2024年10月20日(日) | 札幌市中島体育センター 2F 講堂(札幌市中央区中島公園1-5 | ||||
時間 | 受付 18:30 開始 19:00 | |||||
会場へお越しの際は公共交通機関をご利用下さい(地下鉄南北線「幌平橋」より徒歩5分) | ||||||
説明会は、札幌市内に居住及び通勤・通学する方で、 札幌スキー連盟においてSAJ会員登録をする方が対象となります | ||||||
説明会は未登録でも参加いただけます | ||||||
会場の事前申込は必要ありません |
① | 2024年10月10日(木) | オンライン zoom 定員 95名 |
2025年1月26日(日) 理論・実技
理論試験は、マークシート方式のためHB以上の柔らかい鉛筆を持参
北海道小樽市 朝里川温泉スキー場
朝里川温泉スキー場については、「【北海道小樽市スキー場】雄大な自然と楽しさの絶妙な融合!朝里川温泉スキー場への旅」 ↓ をご覧下さい。
マークシート方式のため、HB以上の柔らかい鉛筆を持参
検定受験料:20,000円
別途受検の必要なし。
準指検定の内容によって認定合否を判定。
希望者は認定指導員の資格を取得することが出来る。
準指受検と同一年度の受検のみ適応。
受検料 20,000円
1 SAJ会員登録(シクミネット)
手数料が別にかかる
2 受験申込(デジエントリー)
2024年12月10~2025年1月10日迄
利用料・決済手数料が別にかかる
3 必要書類発送
2025年1月10日までに着で送付
指導者養成部で、認定受検向けの養成講習は実施しません。
所属スキー連盟管轄のSAJ公認スキー学校で受講して下さい。
詳細は各スキー学校へお問い合わせ下さい。
札幌藻岩山スキー学校は、札幌スキー連盟直轄運営のスキー学校です。
「指導者養成コース」を設けています。
詳細はスキー学校へお問い合わせ下さい。
2025年4月上旬(日程未定、合格発表時に案内します)
受付18:30~
中島体育センター
準指・認定合格者は、全員出席すること
この記事では、SAH認定スキー指導員の資格取得に関する詳細な情報を提供しました。
これを参考にすることで、自分に合った資格選びや計画を立て、今後の受験・研修の準備がスムーズに進められますぜひ、この機会に必要な手続きを確認し、資格取得への一歩を踏み出してください。
douen.net=@1kyouka1
藤井渓様
スキーはじめてガイドをご覧くださりありがとうございます
1/1 16:12・13 二度に分けてメールさせて頂きました。
検定頑張って下さい
こんばんは
過去問題が欲しくメッセージしました。
12月23日にアマゾンにてテキスト購入済みです。
よろしくお願いいたします。